Surface Pro 12が気になる方
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タブレットPC購入検討中の方

Surface Pro 12について詳しく知りたいな~!

Cak
Microsoft Surface Pro 12についてですね!手元に届いたのでご紹介していきます!
概要
新しいノートPCとして「Surface Pro 12」が手元に届きました。
右側にある箱がSurface Pro 12本体タブレット、左側にある箱がキーボード&ペンになります。
ARM版で軽量・省電力、そしてCopilot搭載という点に惹かれました。
この記事では、実際に使ってみた感想を中心に、スペックや使い勝手、注意点まで詳しくレビューしていきます!
Surfaceシリーズは、Microsoftが自社で設計・販売しているハードウェアブランドで、Windows OSとの親和性が非常に高いのが特徴です。
主にスマホやタブレットにも使われている省電力・軽量なCPU設計を採用したWindowsパソコンのことです。Surface Pro 12はこのARM版で、従来のIntelやAMDとは異なる仕組みで動いています。
「Advanced RISC Machine」の略。
開封レビュー
タブレット本体の箱と、キーボード&ペンのアクセサリーの箱、それぞれの開封をレビューしていきます。
タブレット本体の箱を開ける
箱を開けるとそこにはタブレット。(当たり前)
手に取ると薄さを体感しました。
裏返して画面側を見ると、白色の保護シートが貼られていて、アイコンでどこがどの役割を果たすのか書かれていたので、非常に親切でSurface一歩目人間としてはとてもわかりやすくかったです。
最初にパッと見て把握できるのはありがたいポイントです。
Surface Pro 12にはタイプCケーブルはついてきたのですが、充電器(電源アダプタ)の部分がありません。
※一部の市場では、特定の構成のみに定格出力 45 W の Surface USB-C ウォール チャージャーが付属しているようです。
充電器(アダプタ)ついて
なぜ付属しないのだろう…と思ったら付属品の紙にこう書いてありました。
「電子廃棄物の削減に向けた取り組みを支援するため、このデバイスに充電器は付属していません。」とのことだそうです。
今や世界的にUSBタイプCケーブルが主流になってきており、多くのユーザーは充電器を持っているとの認識もあるようです。
もちろん私もタイプC用の充電器はあるのですが(iPhoneの20W USB-C電源アダプタ)。
Surfaceが推奨している「27W の USB-C PD 充電器」を持っておらず、さらには「高速充電の場合は、45W以上の充電器を使用してください。」とのことで、、、
そのワット数の充電器を私は持っていないので買いました(笑)
※高速充電では、バッテリーを約1時間で最大80%充電することができるそうです。
Anker PowerPort III 65W Pod(単ポート)を購入しました。
説明書類
説明書類も同梱されています。(ざっくり)
キーボード&ペンの箱を開ける
続いて「Microsoft Surface Pro 12 インチ キーボード スリムペン付き」を開封していきます。
箱を開けるとそこにはキーボード。(それはそう)
キーボードの下には冊子など、その下にはペンが収納されています。
Surface本体とキーボードとペンを装着する
装着は磁石式なので、近づけるパチッと簡単装着されます。
磁石の力がしっかりしているのでパット部分を持ち上げるだけでもキーボードもしっかりついてきます。
ノートPCとして使うときは、パッドの裏側に搭載された165度まで開くキックスタンドが役立ちます。
どの角度でも柔軟に利用できるので、自分の使いやすい角度に調整して作業を行うことができます。
タブレットの紹介
電源ボタンと音量ボタン。
2 つの USB-C® ポート。
10 MP Ultra HD リア カメラ。
フル HD フロント Surface Studio カメラ(1080p フル HD カメラ)。
顔認証対応カメラ。
スタジオマイク。
ペンは、パッド背面上部の収納部に搭載された強力な磁石により、装着できます。また、Surface Pro 12 インチに内蔵されたワイヤレス充電機能で、収納しながら充電もできます。
外観と携帯性について
本体重量は約686g。13インチモデルより200g以上軽く、バッグに入れても負担になりません。サイズもコンパクトで、幅274×奥行190×高さ7.8mm。外出先での作業や動画視聴にも最適です。
タブレット本体、キーボード、ペン、3点セットになると1000gを超えてくるので少し重さが出てきます。
スペックとパフォーマンスは?ARMでも妥協なし?
プロセッサ | Snapdragon® X Plus (8 コア) |
NPU | Qualcomm® Hexagon™ (45 TOPS) |
グラフィックス | Qualcomm® Adreno™ GPU |
メモリ | メモリ オプション 16 GB、24 GB LPDDR5x RAM |
ストレージ | ストレージ オプション 256 GB、512 GB、1 TB (UFS) |
以前使っていたタブレットPCではYouTubeをバックに音楽を聴きながらいくつかタブを開くと、重さを感じていました。
また、スリープモードから翌日立ち上げると鈍く心情的にもイラつきがありました。特に画像編集のCanvaを使用するときには少し固まる動作も少なくなかったです。
Surface Pro 12ではスリープモードからの翌日立ち上げても問題なく作業をできていることに感動を覚えています。Canvaも問題なくサクサクと使えていて、軽さとストレス軽減を思い切り感じています。
動画編集で使うDaVinci Resolveは編集〜レンダリングまで問題なく行えたというユーザー報告もあり、軽量な動画編集には十分対応しているように思えます。
実際に私もSurface Pro 12を使って以下の動画を作成しました。一応4Kでの編集をしてみました。
ただし、気になったのはモザイクをかけたところをタイムラインであらためて再生するとカクつきが起こりました。
たびたび編集作業がフリーズしては、立ち上げなおしをして試行錯誤しました。
タイムライン再生解像度を1/4にしたり、プロキシを優先にするとよいというアドバイスを見て実践するとある程度解消されましたが、、もう少しうまく設定すればスムーズに行えるのかな?
DaVinci Resolveがまだ使い始めなので模索していきたいと思います。
AIの機能もたくさん使って試していきたいですね。
ディスプレイと音質
上:今まで使ってきたモニター
下:Surface Pro 12
Surface Pro 12のディスプレイは、解像度は2196×1464で、220PPIの高精細表示。
最大90Hz(デフォルトは 60 Hz)のリフレッシュレートにも対応しており、スクロールやペン操作が滑らかに感じます。
実際に使ってみると、同じページでも上のモニター色はややクリーム味のある色に対し、Surface Pro 12はパキッとした白色かつ鮮やかさが印象的で、写真編集や動画視聴でも発色が自然で目に優しいと感じました。
音質面では、デュアルスタジオマイクとステレオスピーカーを搭載。
音がクリアに聞こえるのが特徴で、動画視聴やオンライン会議でもこもり感がなく、声や音楽がはっきりと届きます。
スピーカーとカメラも日常使いには十分な品質です。
キーボード・ペンの使い勝手は?
キーボード
キーボードは、打鍵音が抑えられており、公共の場でも気兼ねなく使える仕様だと思います。
今現在打ち込みにも慣れ、浅すぎず深すぎず心地よい質感です。
Copilotキーも搭載されており、キーボードからワンタッチですぐに呼び出せるのが便利な点です。
キーボードの裏側はアルカンターラFootnote®製バック カバーとなっており、手触り良く、豊かな質感です。
スリムペン
フラットなデザインで持ちやすくなっています。
わきにサイドボタンがあり、右クリックとしての役割になるようです。
トップにショートカットボタンがあります。
シングルクリック、ダブルクリック、長押しに分けて活用することが可能です。
消しゴムとしても機能します。
精密な傾き検知と4,096 段階の筆圧感知があるそうです。
「タブレットに文字を書く」としては使いやすくてよいと思いました。
アプリ互換性と注意点
ARM版Windowsのため、一部アプリで互換性に注意が必要です。
Surface Pro 12はARMベースのPCなので、アプリをインストールする際はできるだけARM版を選ぶのが理想です。x86/x64アプリは自動的にエミュレーションされるが、動作が重くなる可能性ありとのことのようです。
価格とコスパは?買いかどうか
項目 | Surface Pro 12 | Surface Laptop 13 |
基本価格 | ¥149,380 | ¥164,780 |
形状 | 2-in-1 タブレットPC |
ノートPC |
サイズ | 幅: 274 mm 奥行: 190 mm 高さ:7.8 m |
幅:285.65 mm 奥行:214.14 mm 高さ:15.6 mm |
重量 | 約686g (本体) 約1,039g (キーボード・ペン込み) |
約1,220g |
キーボード | 着脱式 | 一体型 |
バッテリー | 最大 16 時間のローカル ビデオ再生 最大 12 時間のアクティブな Web 使用 |
最大 23 時間のローカル ビデオ再生 最大 16 時間のアクティブな Web 使用 |
画面タッチ操作 | 可能 | 可能 |
バッテリーについて、詳細は各公式サイトにて内容ご確認ください。
基本価格は記事執筆現在公式サイトに書かれているもの。
まとめ!Surface Pro 12はこんな人におすすめ
Surface Pro 12は大学生やクリエイターにおすすめです。
「軽くて高性能」「AI機能を活用したい」「外出先でも本格作業したい」そんな人にはSurface Pro 12は理想的な一台です。ARM版の制約を理解した上で選べば、満足度の高い買い物になるでしょう。
大学生
大学生活では、持ち運びやすさと作業効率の両立が重要です。Surface Pro 12は約686gという軽さで、講義やゼミ、カフェでの勉強にも気軽に持ち出せるサイズ感です。キーボードは着脱式なので、レポート作成やプレゼン資料の編集はノートPCスタイルで、手書きメモやPDFへの書き込みはタブレットスタイルで使い分けられます。
もちろんタブレットオンリーでもさまざまなキーボードタイプを選択することができます。
さらに、着脱式のキーボードにはCopilotキーが搭載されているので、AIアシスタントをすぐに呼び出して文章の構成を整えたり、資料の要点を整理したりと、学業の効率化にも役立ちます。CanvaなどのWebアプリも快適に動作し、複数タブを開いてもストレスなく使えるのは、日々の課題や調べ物にも心強いポイントです。
クリエイター
絵描き系クリエイター向け
Surface Pro 12はスリムペンの収納・ワイヤレス充電や高精細ディスプレイのおかげで描き心地が良く、ラフから仕上げまで手軽に行えるのでデジタルイラストレーターやマンガ制作をする人にも向いているかと思います。
ブロガー・ライター向け
軽量で持ち運びしやすく、Copilotによる文章支援やWebアプリの快適な動作が日常の執筆・調査作業を効率化するため、ブログ運営やライティング業務を中心にする学生や個人ライターには非常に使いやすい選択肢です。
写真編集向け
2196×1464の高解像度表示と色再現の良さ、スムーズなブラウザや軽めの編集作業の性能が評価されており、RAW現像やLightroom・Photoshopでのレタッチを中心に行う写真家やSNS用の写真編集者には実用的かと思います。
動画制作向け(注意)
Surface Pro 12は軽量で短い編集や簡単なショート動画の制作には向きますが、長時間の4Kタイムラインや重いエフェクト多用の本格レンダリングには性能が物足りない場合があり、プロ向けの動画制作や重いカラーグレーディング作業にはより高性能なGPU搭載マシンを推奨します。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
その他、レビューはこちらでご覧ください。
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